2022年でDATAのあるモデルでメーカー別に分析します。
分析の基準は、
W1・UT・IRONの性能設計の平均値に対して
FWが理想的な性能設計かどうかの評価となります。
テーラーメイド
モデル名 | 重心距離 | 重心角 | 実質深度 | スピン量± |
STEALTH | 34.3 | 17.9 | 12.9 | -21.9 |
STEALTH PLUS | 32.6 | 21.8 | 14.3 | -80.3 |
W1の基準が、39.7㎜/23.7度/310rpm
IRONの基準が、35.9㎜/10.5度/-238rpm
以上から評価していくと
重心距離
2モデルとも35㎜以下で
軟鉄IRONの平均値より短い設定
両モデルともカーボンクラウンを採用しているが
重心距離を長くする方向にはしていない…
重心角
2モデルとも、平均値22.9度より小さい
重心距離が短い分、
引っ掛けを緩和する狙いと思われる
スピン
2モデルともマイナススピン設定
超超々低スピンFWと言える
※カーボンコンポ構造の効果かと
実質的なところから考えると
W3は相当上げるのが厳しいと予測する
※しっかりダウンブローに打てる方は問題ないが…
総括
両モデルとも、重心距離が短く
その分重心角を小さくし、いるのかと思われる…
ちょっとビックリなのはPLUS…
本体Ti+SUS系ソールウエイト+カーボンクラウン
カチャカチャ可変機能付きだけど
思いっきり重心距離が短く33㎜を切る状況
一番設計自由度が高いはずなのに… 何故！？
STEALTHに至っては、カーボンクラウンだけど
カチャカチャ可変機能なしで
重心角はUTの平均値よりも小さいので
重心距離は短いけど、結構つかまらない評価になりやすそう…
個人的には、設計自由度の高い構造設計なのに
操作性能的にはもったいな～と…
自分のセッテイングに不安のある方
WEB対応の13本のマッチング診断は随時受け付けていますので
詳しくは下記より
問合せ、依頼は下記より