XXIO9が発売されたので、多少批判的な内容になっても問題ないと判断し…
XXIO8の、総合(W1・FW・UT・IRON)性能設計分析を行なう
番手別性能設計比較
番手 | 重心距離 | 重心角 | ロフト± | スピン |
W1 | 37.8mm | 25.4度 | 4.2度 | 292rpm |
FW | 32.3mm | 20.9度 | 2.5度 | -124pm |
UT | 34.3mm | 14.5度 | 1.8度 | 24pm |
IRON | 40.8mm | 12.8度 | 2.2度 | -195rpm |
操作性分析
定義
ヘッドの大きさが、W1が大きく、次にFW/UT、そして一番小さいのがIRON
大きさに伴い、重心深度も浅くなるので、
必然的に、理想はW1~IRONにかけて
重心距離:だんだん短く
重心角:だんだん小さく
以上に対し
評価の最初の基準となるW1とIRONの関係は
重心距離がやや短くて、重心角が大きい、つかまり重視のW1に対し
重心距離が超長く(W1並)、重心角が大きいオートマチックなIRONとの組合せで
組合せ評価としては、
操作性の方向性はややま逆気味
以上のW1とIRONの関係に対し
FW
W1を意識しつつ、
地面から打つクラブなのでIRONとの関係を重視が前提で検証すると
重心距離が極端に短く、重心角は標準
ヘッド性能だけで考えると
IRONが安定している時は、引掛けやすい操作性能
逆にFWが安定している時は
W1、IRONがプッシュアウト系のミスが出やすいと予測される
UT
重心距離が極端に短く、重心角はIRONとほぼ同じ
ヘッド性能だけで考えると
IRONが安定している時は、引掛けやすい操作性能
逆にUTが安定している時は
W1、IRONがプッシュアウト系のミスが出やすいと予測される
打出/スピン
W1とIRONは打出角も標準的で、
スピンは平均値よりやや少なめで統一
以上に対し
FWはスピンが少なく、UTは多いとちぐはぐな状況
総合評価
フルセットで揃えるよりは、
番手別(W1・FW・UT・IRON)に
自分に適正な性能設計の番手だけを組み込むのが良さそうです。
IRONの設計の方向性は大きく変化してない
W1は多少やさしい方へ
FW、UTは毎回性能設計が違うのが現状
自分のセッテイングに不安のある方
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